アスコルバイオ研究所が開発・特許を取得した、ビタミンC誘導体「AA-2G」を配合
ビタミンCは私たちの身体には欠かせない大切な栄養素ですが、熱や光、空気に触れると壊れやすく、たくさん摂取しても2~3時間後には尿と一緒に体外へ排出される欠点があります。そこでアスコルバイオ研究所創設者で岡山大学名誉教授の故・山本格らにより1989年に開発されたのが、水溶液中でも安定するビタミンC誘導体「AA-2G」です。プロビタC顆粒には、このAA-2Gが配合されています。
ビタミンC誘導体「AA-2G」は、通常のビタミンCの酸素と反応しやすい部分にブドウ糖を結合させ、壊れやすさを解消。さらに体内に入ると、腸に存在する分解酵素によってビタミンCとブドウ糖にゆっくりと分解されるので、長時間にわたって体内のビタミンC濃度を高く維持。それぞれ栄養素として、本来の作用を十分に発揮します。
また通常のビタミンCは、摂取すると急速に吸収され、一時的に血中ビタミンC濃度がある程度高まりますが、残念ながら大量に摂取してもその大半が尿としてすぐ体外へ排出されてしまいます。一方でビタミンC誘導体「AA-2G」は、血液中からなくなるまでの時間は通常のビタミンCに比べ約3〜6倍長いことが証明されています。そのため通常のビタミンCと異なり、頻繁に摂取する必要はありません。
従来型ビタミンC製剤の不安を解消
「ビタミンCが壊れていないか」「ビタミンCを壊れなくするために入っているものが心配」といった従来型ビタミンC製剤の不安を解消したのが、安定・持続型ビタミンC(Ascorbic Acid 2-Glucoside 略号:AA-2G)です。酸っぱくて飲みづらい、子供が飲めない、水がないと飲めないといった従来型ビタミンC製剤の欠点に対しても、天然の甘味料・香料を配合し、溶けやすい顆粒状にすることで飲みやすくしています。
ビタミンC誘導体「AA-2G」使用許可承認の経緯
- ビタミンC誘導体「AA-2G」は、これまで厚生労働省・経済産業省から3つの承認を受けています。
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- 1994年
- 医薬部外品(美白用化粧品主剤)として承認
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- 1999年
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国際特許取得
α-グルコシド-L-アスコルビン酸の製造方法と用途
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- 2004年
- 食品添加物(栄養強化剤)として承認
- ビタミンC誘導体「AA-2G」について
お召し上がり方
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- 栄養機能食品として1日2包を目安に、そのまま、またはぬるま湯とともにお召し上がりください。
- 開封した分包は一度にご利用ください。
保存上・ご利用上の注意
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- 品質保持のため、室温で保存してください。
- お子様の手の届かないところに保存してください。
- まれに体質に合わないこともありますので、体調の優れない場合は一時利用を中止してください。
- 疾病等で治療中の方は、召し上がる前に医師にご相談ください。
- 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。
- 本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
プロビタC顆粒(ミニサイズ)
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- 原材料名
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マルチトール(国内製造)
トレハロース
L-アスコルビン酸2-グルコシド*
リン酸カルシウム
オレンジ香料
甘味料(ステビア)
* — ビタミンC誘導体「AA-2G」のこと
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- 内容量
- 24g(2.0g×12包入り)
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- 保存方法
- 直射日光・高温多湿を避けて、涼しいところに保管してください。
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- 栄養成分表示
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2包(4.0 g)あたり
エネルギー:12.60 kcal
たんぱく質:0 g
脂質:0 g
炭水化物:3.82 g
食塩相当量:0 mg
ビタミンC:500 mg(L-アスコルビン酸2-グルコシドとして1000 mg)
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Q.
プロビタC顆粒はなぜ1包で、ビタミンC量が250 mgなのですか?
A.
日本ビタミン学会が推奨するビタミンC量は、大人で1日500 mgとされています。これはビタミンCの欠乏症予防だけでなく、多様な生理作用、薬理作用を発揮させる量と考えられます。プロビタC顆粒は、1包でビタミンC250 mg、一日2包の服用で500 mg摂取できるようになっています。
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Q.
病院でもらった薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?
A.
ビタミンC誘導体「AA-2G」は、体内の酵素によってビタミンCに分解されるまでは還元性がないので、従来のビタミンCとは異なり、他の薬と併用して飲んでもそれらの物質を化学的に変化させることはありません。むしろ、長時間にわたってビタミンCの効果が持続するので、薬の副作用を軽減することも知られています。しかし、病院での検査によっては検査結果に影響があるかもしれませんので、気になる方は検査の前にお医者様にご相談ください。
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A.
ビタミンCサプリメントでよく見られるのは、黄色いサプリメントです。これはレモンをイメージさせるため、あるいは壊れたビタミンCが黄色く変色するのをごまかすために あえて黄色い成分を加えています。しかしプロビタC顆粒は、ビタミンCが壊れて変色する心配もなく必要のないものは一切加えていないので、ビタミンC本来の白い色をしています。
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Q.
プロビタC顆粒は胃の弱い人でも大丈夫ですか?
A.
通常のビタミンCは酸性が強いので、一度に多量に摂取すると胃の弱い方は胸焼けや胃痛といった症状が現れることがあります。しかし、プロビタC顆粒は体内に入ってゆっくりビタミンCへと分解されるので、胃への負担がかかりにくくなっています。
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Q.
プロビタC顆粒は甘いのですが、糖尿病の心配がある場合でも摂取して大丈夫でしょうか?
A.
プロビタCの甘みは、トレハロースとマルチトール、ステビアの3種類の甘味料によるものです。これらはビタミンC独特の酸味を和らげ、飲みやすくするために配合しています。このうちマルチトールとステビアは低カロリーの甘味料であり、またプロビタC顆粒1包のカロリーは6.3kcalという、影響がほとんどないと考えられる低い値となっています。