画期的な安定型ビタミンCの量産化に成功した天才研究者
- ビタミンC(L-アスコルビン酸)が健康に大切な栄養素だということはよく知られていますが、なぜ大切なのかというと、免疫細胞の機能を向上させる働きや、有害な活性酵素の働きを抑えて細胞の老化を防ぐという抗酸化作用があるから。コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった肌に大事なものが身体の内側から作られるときにも、ビタミンCは必要です。また、サイトカイン(主に免疫細胞から分泌させるタンパク質のこと)が細胞間相互作用によって、細胞の増殖や機能発現などを引き起こすことにも役立ちます。
- なおかつ、そんな大切な栄養素なのに体内で合成できないので、食べ物から取り入れる必要性があるのですが、十分な量を摂取するにはものすごくたくさんの量の食物が必要になる。しかも光や熱などに弱くて壊れやすく、体内に入ってもすぐに分解・代謝されてしまうという非常に不安定なもの。だからビタミンCは、長年、世界各国の研究材料となってきました。
- そこで山本先生が発明したのが、熱や光、水、重金属、酸化に対して安定するビタミンC誘導体、「AA-2G(アスコルビン酸2-グルコシド)」です。これはビタミンCにブドウ糖を結合させた化合物で、体内でゆっくりとビタミンCとブドウ糖に分解されるため、長時間に渡って体内に留まります。つまり体内のビタミンC濃度を長く高く維持してくれる。通常のビタミンCに比べると、5〜7倍くらいの時間を保有できるのです。
- 先生の得意分野は、物質の構造解析を経て作用機序に取り組むことでした。作用機序というのは、体内でどんな酵素とつながり、どのように作用し、どんな仕組みで存在したり、あるいはなくなったりしていくかというメカニズムのこと。先生はビタミンCの作用機序を解明し、酵素の作用で糖をほかの物質に結合させる糖転移という技術によって、新しいビタミンCの配糖体、AA-2Gが生成できることを突き止めたのです。でも微量しか生成できなかったので、糖転移を研究・実用化していた林原生物化学研究所(現 ナガセヴィータ株式会社)と共同研究することに。その結果、同化学研究所で製造されていたCGTaseを使うことで、高純度なAA-2Gの量産が叶うようになりました。
- これはビタミンCの世界では、本当にすごいことなんです。世の中にはさまざまなビタミンCのサプリメントがありますが、緩衝型にしても吸収率を上げても、安定化していないと体内からすぐに排出されてしまうからほとんど意味がない。その点AA-2Gはまったく別ものと言っていいほどの効果があり、国際特許を取得し、医薬部外品として認められていることからも、私にとっていちばん信頼できるビタミンCサプリと言えます。おいしくてそのまま飲めるから手軽に摂取しやすい点も気に入っていて、自社でも「プロビタC顆粒」を長年買い続けています。普段は朝晩、ちょっと疲れているときは朝昼晩の1日3回、飲むようにしています。
- いっぽうでストレスが多い時期や、癌や自己免疫疾患など病気の人、不眠症や鬱、自律神経失調症、生理不順、不妊などの自覚的な悩みを抱えている人には、細胞がよりうまく働くように「高濃度プロビタCゲル」がおすすめです。重要な成分がぎゅっと濃縮されているから、免疫力をどんと上げることができる。
- AA-2Gはゆっくり分解されるので、どちらも空腹時に摂取し、血中に供給されるまで少し時間を空けてから食事をとるといいと思います。